歯の治療は何度もできない

被せ物や詰め物をやりかえる時または被せ物や詰め物が外れたものをくっつける時大きく歯を削ることをご存知でしょうか?実際に被せものを外してみるとこのようになっています。

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右側の写真をご覧ください。ご自身の残っている歯の根っこには金属が溶けだしているのです。ご自身の歯の根っこは一体どうなっていると思われますか?実は金属で真っ黒になっているんです。金属が黒く溶け出している歯を白くしたいまたは自分の歯のように自然な色に見せたいと、ご相談にお越し下さいます。しかしいったん金属が溶けだした歯の黒い部分は削り取らなくてはいけません。

ですが、思い出して下さい。一番最初に歯の治療をして被せ物をする時点で、もうすでにすでにもう外周一層削ってるんです。接着剤をくっつけるためにのりしろ部分を削る必要が、あるんですね。外周一層削ることによって被せ物をすることができているんです。歯の治療の度に、歯を削り取っているのです。歯は削れば削るほど歯の神経に近くなっていくのです。

「歯の神経 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯の神経に近くなるまで削るから歯の神経が痛みだす歯の神経がしみだすということが起こり始めます。歯の神経が痛み出したならもはやそこで「歯の神経を取らないといけませんね」という診断になってしまうのです。

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ですから今回また、治療をやりなおす、被せ物を外してやりかえるとなると今ある黒くなった被せ物を外しているわけですからそこからさらにまたのりしろを作るために歯を削る必要があるのです。

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削れば削るほどどんどんご自身の残っている歯の根っこ、細く細く薄く薄くなっていくんです。

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歯の根っこが薄くなってしまうと、噛んだ時の衝撃で折れたり長く持たなかったりします。

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何回もやりかえている方では、芯棒を外す時に、このようにパキッて割れてしまう方までいらっしゃるんですね。

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歯の根っ子(歯根)が割れてしまったら、もう歯を抜くしかないんですね。もう一回芯棒立てて、被せ物をできるんじゃないんですか?とよく患者さん、おっしゃられるんですが実はできない、んです。芯棒によって歯の根っこが揺すられます。そうすると根っこのまわりの骨がどんどん溶けていきます残念ながらこの場合はもう歯を抜かないといけなくなります。ですから、歯の被せ物は何度もやりかえができるものではありません。色が黒くなったら金属アレルギーを発症したらその時、白いものにやりかえたらいいじゃないか、その時、金属アレルギーを起こさない材質に変えたらいいじゃないかと思ってしまいがちです。ただし・・・・あなたの歯を失う時期が早まってしまう可能性がありますよという注意書きが、小さく小さく付いているということなのです。治療をする前に治療をお受けになられる皆様が知っておいた方がいいことは、

☑この材質を使えば将来どういうふうになっていくのか?

☑金属が溶け出す材質なのか?金属が溶け出さないものなのか?

☑金属のような色がでてくるものなのか、出てこないものなのか?

☑その素材は全身に対してどういう影響を及ぼすのか?及ぼさないのか?

☑金属アレルギーの可能性がある方は、金属アレルギーにならない材質なのか?

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