これは歯の土台の写真です。
歯の神経治療をする時、どのようにしているか?と言いますと
このように歯の頭があって歯の根っこがあるんですね。

中に神経や血管があるわけです。

歯の神経の治療をするにあたって、この歯の頭が邪魔になります。

ですので、頭をスパーンて削って落としたりするんですね。

そうすると歯の神経の入り口つまりトンネルのような状態の筒の入り口が見えてきます。

そこから針みたいなもので、この穴から入れて中をゴソゴソと掃除されたことがあるかもしれません。

 

断面で見ていきますと、

骨の中に根っこが植わっており中が空洞になります。

空洞になっていますといろいろなものが入ってきたりしますので、入ってこないように根っこの中にお薬を入れます

そして被せをしようとしますが安定しません。

ですのでこのようなこのような杭みたいなものをつくりこの杭を穴の中に差し込みます

そうすると、この頭部分が出てきますから

これを土台にして被せ物をを被せるという治療なんですね。

 

この時の土台となる部分に金属を使っている場合があります。

白い歯を補強するための裏打ち、そして歯を支えるための土台

ここに金属を使っている場合は金属が溶けだしていきます。

溶けだした金属が歯を黒くし、歯茎にまで浸透し、歯茎が黒くなっていくのです。

白い歯を入れてすぐは見えない部分ですので金属が入っているかどうかはわかりません。

しかし、年数がたつと金属が溶けはじめ歯や歯茎が黒くなっていくことはよくあります。

治療をする前に

しっておいた方がいいことは、

☑この材質を使えば将来どういうふうになっていくのか?

☑金属が溶け出す材質なのか?金属が溶け出さないものなのか?

☑金属のような色がでてくるものなのか、出てこないものなのか?

☑その素材は全身に対してどういう影響を及ぼすのか?及ぼさないのか?

☑金属アレルギーの可能性がある方は、金属アレルギーにならない材質なのか?

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