金属アレルギーの記事|高松市の金属アレルギー対応の歯科

保険診療で虫歯の治療に使用する歯の詰め物には、「歯科用水銀アマルガム」という水銀を50%含む金属がこの日本では使われております。
保険診療が適応されるので、現在でも多くの歯科医院で普通に使用されています。
アマルガムが恐ろしいのは、アマルガムは口の中で溶け出しどんどん水銀が広がっていくことです。
金銀パラジウム合金も同じです。
口の中には唾液がありますが、その唾液が電解液として作用し、金属を溶かしていきます。
また、その他にも、果実、野菜、コーヒー、お茶なども化学反応を引き起こす原因になります。
上下の歯が噛み合ったときの摩擦によって金属のイオンが唾液に中に広がり、さらに危険性は高まります。
そして時間とともにさらに水銀を含む金属が溶け始め、内臓に吸収されさらには血流に乗って全身を巡り、取り込まれた金属イオンは体内のタンパク質と結合します。
このタンパク質と結合した物質を異常なものと認識した生体がアレルギー性をもつようになり、再び同じ金属が体内に入ってタンパク質と結合すると皮膚や粘膜を破壊することが「金属アレルギーのメカニズム」といわれています。
口の中の「ただれ」「炎症」、「全身倦怠感」「肩こり」「めまい」「頭痛」「イライラ」などもこれら金属アレルギーが原因ではないか?と最近では研究が行なわれています。
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吉本彰夫
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