セルコン ジルコニア セラミックスは、スイスのチューリッヒ工科大学とドイツのデグデント社(現デンツプライ社)によって開発された酸化ジルコニウム(ジルコニア)含有の歯科補綴材料です。金属と同等の強度、セラミックの生体親和性、審美性を有するため、金属アレルギーを心配されている患者様や審美を求める患者様へ、オールセラミックスのクラウン&ブリッジの歯科補綴治療を実現しました。

現在、歯科補綴材料には金属そのもの、または金属に裏打ちされたプラスティック材料や、セラミック材料に金属を裏打ちした金属焼付陶材冠(メタルボンドポーセレンクラウン)が広く使用されています。しかしながら、金属アレルギーや金属の裏打ちによる色彩、歯肉との境目部分の変色等の指摘もあるため、金属を使用せずに同等の強度を持ち、審美性が高く、製作の容易なセラミックのみの歯科補綴材料が望まれていました。

その期待に応えるべく、2005年、デンツプライ三金社では国内で初めてジルコニア セラミックスの販売許可を厚生労働省より取得。2006年秋には、専用の3D支台スキャニング・システムのセルコン アイを発売、CAD/CAMシステム(コンピューターによる設計支援システム、製造支援システム)であるセルコン アート(設計・製造支援ソフト)およびセルコンブレイン(製造装置)の組み合わせにより、各種症例に合わせた十分な適合性が得られるようになりました。

これらのセルコン・スマート・セラミックス・システムにより、酸化ジルコニウム含有のセラミック ブロックの削りだしから、加工までをスムーズにしたのです。制作物は曲げ強度が900MPaあることから、臼歯部のブリッジにも対応でき、口腔内全てをオールセラミックスで補綴することが可能になりました。海外では2002年より臨床的に使用され、2007年には250万症例が適用されています。

セルコン ジルコニアの強度

酸化ジルコニウム 曲げ強度
べニアリングセラミックス
80~100MPa
プレッサブルセラミックス
120~300MPa
アルミナセラミックス
500~600MPa
セルコン ジルコニア セラミックス
900~1200MPa

高強度(メタルと同等の曲げ強度)
セルコンの主成分が酸化ジルコニウムであり、曲げ強度が900MPa~1200MPaを実現。

・臼歯部ブリッジまで
製作可能
・試適・仮着が可能
・セメントを選ばない
・白く美しい

セルコン ジルコニア セラミックス臨床例

上顎両側・側切歯(2 2)

インプラント セルコン アバットメント(2 2)

上顎臼歯3本ブリッジ(765 )

0下顎臼歯3本ブリッジ( 567)
ジルコニアの用途
酸化ジルコニウムは医科の分野では既に人工股関節等に利用されており、その安全性や生体親和性が実証されています。
工業界では耐久性・耐摩耗性に優れているジルコニアは、大きな負荷が加わるF1ブレーキやスペースシャトルの外壁材等、広く使用されています。
人工股関節 スペースシャトルの耐熱タイル F1やスポーツカーのブレーキ

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