セラミック治療

テレビで見る芸能人のように笑った時に白い綺麗な歯にして欲しいとご相談にお越し下さる患者さんは多くいらっしゃいます。しかし、セラミック白い歯といっても様々な種類や価格や治療方法があります。実際にご自分の歯には、どんな材質のものを選択すればいいのか?わからない方の方が多いのではないでしょうか?このページでは審美歯科治療セラミックに関して、わかりやすくお話させて頂きます。

日本補綴歯科学会 専門医 指導医|高松市の咬み合わせ専門 吉本歯科医院

吉本歯科医院の院長、吉本彰夫は公益社団法人 日本補綴歯科学会 専門医制度の日本補綴歯科学会 専門医、指導医に認定されています。また一般社団法人日本歯科審美学会 の認定医として香川県で唯一認定されています。2022年10月現在
https://www.jdshinbi.net/ninteii/region.php?area=shikoku
「補綴(ほてつ)歯科」とは、見た目や咬み合わせを被せのクラウンや人工歯根のインプラント、入れ歯やブリッジなど人工の歯で補い綴る(おぎないつづる)治療法のことを言います。
吉本歯科医院では咬み合わせ専門医の技術と知識をもって、審美歯科治療を行っております。審美歯科治療で最も重要なことは「咬み合わせ」です。

セラミック治療とは?

歯科金属アレルギー|虫歯治療で銀歯や金属の詰め物を使わないノンメタル・審美歯科治療なら香川県 高松市 吉本歯科医院

セラミック治療とは、一般的に「差し歯」と呼んでいる歯の治療にも用いられます。ご自身の歯の表面を山型に削り、その上にセラミックの白い被せ物を装着して仕上げる治療方法となります。テレビに登場する俳優さんやモデルさんは笑った時に真っ白にキレイに並んでいる歯の方が多くなりました。そのほとんどはこの「セラミック治療」を受けられています。セラミック治療と一言で言ってもさまざまな治療方法や材質がありますのでご紹介していきます。

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セラミック治療ってどんなもの?セラミック治療動画

※動画

セラミック治療とひとことで言っても実はさまざまな治療方法や材質があります。前歯にするセラミック治療、奥歯にするセラミック治療、材質によっての違い、治療方法の違いなどさまざまです。セラミック治療についての動画をご覧ください。

セラミック治療の特徴

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セラミックは陶器など

セラミックとはガラス、セメント、耐火物、陶磁器、ファインセラミックス等のことを言います。陶器とはみなさんが日常使われているお茶碗やお皿などと同じ材質ですね。遺跡発掘調査で見つかったお皿も洗えば色が落ちますよね?元の色形ですよね。

しかしプラスチックのお皿だとどうでしょう?プラスチックのお皿はだんだん色が内部まで染み込んでいき、ついには色が取れなくなりますよね?

歯の材質も同じです。

ほんの少しだけ専門的な話になりますが「セラミック」と「セラミックス」の違いをお話します。
「セラミック」=原料、材料の事を言います。
「セラミックス」=セラミック(原料、材料)を使って製作された物、歯の被せ物や詰め物の事を言います。

今はセラミック、セラミックスどちらも同じような意味合いで使われています。厳密にいえばセラミック材料で作製された歯の被せものや詰め物現物がセラミックスです。陶器のようなツヤがあります。ご自身の天然の歯とほぼ見分けがつかないほど自然で美しい歯に仕上がるのが特徴です。セラミックで作る被せ物や詰め物は色あいもご自身のもともとの歯の色に合わせて自然な色にしたり、芸能人のように白さ際立つようにしたりと患者さんのお望みの色に合わせて作製することが可能です。歯だけ白く際立たせることもできるし、ご自身の天然の歯の色や形にかなり近づけることも可能です。オールセラミックは金属を一切使用していないという意味合いで、被せ物や詰め物の歯科材料により金属アレルギーを引き起す心配がありません。セラミックは身体に安全な材質です。強度が必要な場合に金属を併用する場合もあります。

ジルコニア

ジルコニア、セラミックの中でもジルコニアと言われる材料は、原子番号40の元素ジルコニウムを酸価させた二酸化ジルコニウムが歯科で多く使用されています。白い金属とも呼ばれ人工ダイアモンドとは元素が違いますが、キュービックジルコニアと言われる宝石の作製につかわれる強い材料になります。

以前、このジルコニアという材料は、硬すぎるので加工するのが困難で歯の材料としては不向きでした。一方これまで使用してきた材料は、陶材のように歯の色味を再現するためには特化していましたが、硬さや強さといった点が非常に弱い材料でした。しかしここ数年で劇的に研究が進み、歯の治療でも用いられる機会が非常に増えてきました。白い金属とも言われるように、ジルコニアはセラミック系材質の中でも圧倒的に丈夫で、また色も白く審美的なので、銀歯と比較しても非常に目立ちにくいのが特徴です。現在はご自身の天然の歯とほぼ見分けがつかないほど美しく加工もできるようになり前歯にも採用できるようになりました。

セラミックの歯の寿命を延ばすには

せラミックの歯の寿命の寿命を延ばすには、吉本歯科医院では必ず「破壊防止用のマウスピース」を夜間に装着して頂くようにしています。

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破壊防止用のマウスピースをされていない場合にはどんなに硬い丈夫な材質であっても歯が割れたり折れたりします。セラミック自体が割れなくても土台の歯や噛み合う相手の歯が割れてしまうこともあります。土台の歯が割れた場合には最悪、抜歯になってしまうことだってあります。歯ぎしりや食いしばりは歯を破壊します。セラミックの歯もまったく同じです。セラミックの歯の治療を受けられた場合には必ず破壊防止用のマウスピースは夜間装着するようになさってください。ナイトガードともいわれます。

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セラミックの種類

ハイブリッドセラミックス

ハイブリッドセラミックスというのは、セラミックスという名前が入っているのでセラミックのような白い綺麗な歯の材料なのかな?と思われる方は多いですが実はセラミックスとは全く違います。いわゆるレジンというプラスチックです。レジンとは、プラスチック材質でできた歯の修復物のことです。ハイブリッドセラミックスというのはいわばプラスチックのことなんですね。内容物はレジン(プラスチック)とセラミックスの材料がちょっとだけ混ざっているもの、です。で、ハイブリッドセラミックスという名前をつけているんです。ちょっとややこしいですよね。似た名称で勘違いしてしまいますよね。

ジルコニアセラミック

ジルコニア、セラミックスの中でもジルコニアと言われる材料は、原子番号40の元素ジルコニウムを酸価させた二酸化ジルコニウムが歯科で多く使用されています。白い金属とも呼ばれ人工ダイアモンドとは元素が違いますが、キュービックジルコニアと言われる宝石の作製につかわれる強い材料になります。以前、このジルコニアという材料は、硬すぎるので加工するのが困難で歯の材料としては不向きでした。一方これまで使用してきた材料は、陶材のように歯の色味を再現するためには特化していましたが、硬さや強さといった点が非常に弱い材料でした。しかしここ数年で劇的に研究が進み、歯の治療でも用いられる機会が非常に増えてきました。白い金属とも呼ばれるように、ジルコニアはセラミック系材質の中でも圧倒的に丈夫で、また色も白く審美的なので、銀歯と比較しても非常に目立ちにくいのが特徴です。現在はご自身の天然の歯とほぼ見分けがつかないほど美しく加工もできるようになり前歯にも採用できるようになりました。

セラミックのメリット・デメリット

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オールセラミックスのメリット

1. 審美性に優れ見た目が美しい。金属色がないため、笑った時に自然な色調を再現出来る。天然の歯と同じような色彩グラデーション、ツヤを再現可能。
2. 陶器なので変色しない変色も起こらないのできれいな状態をキープできる。
3. 虫歯になりにくい精度に優れている。表面に汚れもつきにくいので虫歯になりにくい。
4. 歯周病になりにくい歯周病の原因菌が潜む汚れがつきにくいため、プラスチックよりも歯周病になりにくい。
5. 金属アレルギーがなく体との親和性がよく、溶出しないため安心して口の中に装着出来る材質。

セラミックのデメリット

1. 歯ぎしり・食いしばりなど「力」に弱い
2. 天然の歯を削る必要がある
3. かけるわれることがある
4. 将来的には、やり変えが必要になる事がある
5. 天然歯同様、定期的なメインテナンスが必要
6. 保険外治療になる(自由診療)

ラミネートベニアとは?

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ラミネートベニアとは、歯の表面をごくわずかだけ削って、歯の色をした薄い板を貼り付けて見かけを改善する方法です。歯が形態的にいびつだったり、プラスチックで継ぎはぎのようだったり、歯と歯の間に少し隙間がある場合などに有効です。このような場合、以前は歯の全周を削って、その上にすっぽりかぶせもの(クラウン)を入れるのが普通でした。ところが、クラウンをかぶせるためには、なんともない舌側を含めて歯を大きく削る必要があります。ラミネートベニアは表面を0.3~0.5mmだけ削れば良いので、処置が簡単で、歯の神経にも影響はありません。セラミッククラウンに比べて削る量が少ないので、歯へのダメージも少ないです。ラミネートベニアは、変色した歯や、位置や形が少し不自然な歯に使われます。上あごの前歯に使われるのがほとんどです。ラミネートベニアは、セラミックの薄い板を付け爪のように貼り付けるので、大きなむし歯のある場合など歯の表面に十分なエナメル質がないと接着しにくく使えません。また、歯ぎしりやかみしめの癖のある人では割れる外れる可能性が高くるため夜間のマウスピース装着は必須です。

セラミック矯正

セラミック矯正治療とは「俗名」です。通常のワイヤー矯正治療とは違う歯並びの改善治療方法になります。通常のワイヤー矯正治療は歯を削らずに、矯正力により歯を移動させて歯並びを整えます。そのための歯の移動時間が必要で、部分矯正であっても最低半年〜1年以上はかかります。それに対して、セラミック矯正治療では歯の表面にラミネートベニアという付け爪をしたり、セラミックの冠をかぶせたり、セラミックブリッジなどを行って歯並びを整えます。メリットは短期間で歯並びを整えることができることです。クイック矯正やスピード矯正とも呼ばれています。

セラミック矯正は歯の神経を取る場合がある

セラミック矯正をする場合ほとんどの方は、歯を削るだけではなく、歯の神経をとってしまう必要があります。ご存知の方も多いと思いますが歯の神経をとることにより歯の寿命は確実に短くなります。歯の神経を取る必要があるのは、生えている歯の方向が曲がっていたりする場合にかぶせ物の方向を変更する必要があり、神経がぶつかって神経を切断せざるを得ないという診断となります。神経をとって土台を入れてセラミックのかぶせ物をセットしますが、無理な方向のかぶせ物は、土台ごと折れたりするため、注意が必要です。被せの方向と神経の方向が同じ向きであれば、神経を取らずに治療できます。歯自体に治療が必要な症例では、お勧めとしては歯の根や歯肉を揃えることを目的に矯正治療を行い、その後にセラミック治療という流れが綺麗に仕上がります。

国民健康保険制度とセラミック治療

日本の保険制度における歯科治療では、前歯にはこれ、奥歯にはこれ、というように使用できる材料がきっちりと定められています。そのため、患者様が見た目を良くしたい、や、金属アレルギーを引き起こさない材質などのご希望には添えない治療も多く含まれています。

 前歯の差し歯

例えば、前歯にかぶせる差し歯には、国民健康保険適応内だと、以前は表面にプラスチックを焼き付けた金属製の冠と決まっていました。表面は白いため、最初は歯に似せて見せることが出来ます。しかし材質がプラスチックのため、経年劣化や着色が起こります。(カレーなどをお茶碗とプラスチック容器に入れて比較したらプラスチックには色が残りますよね。口の中は様々な食べ物や飲み物が毎日含まれますので、お茶やコーヒー、タバコといったもので変色の原因となるのです)。さらにプラスチックは強度が弱く、金属とプラスチックの境界面で欠けてしまうことがあります。

 奥歯のかぶせ物

奥歯では、銀合金のつめ物とかぶせ物になってしまいます。強度はありますが、自然な歯の色からはかけ離れた色調となります。

前歯のセラミック・奥歯のセラミック

前歯のセラミックと奥歯のセラミックって違うの?と聞かれることがあります。基本的に前歯だろうが奥歯だろうがセラミックの材質や種類は変わりません。では、前歯と奥歯では何が違うのか?といえば、前歯に向いている材料と奥歯に向いている材料が違うということになります。前歯は、ジルコニアボンドやオールセラミックなどジルコニアに比べて柔らかい材質の選択が多く、硬さよりも見た目を重視する傾向が強いです。それに比べて奥歯は、硬さや強さ重視で見た目はそこまでといったフルジルコニアを選択する場合が多いです。患者様それぞれによって価値観が違いますので、それぞれの特性を知っていただいてから選択をされることをお勧め致します。

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セラミック審美歯科治療の吉本歯科医院。金属アレルギーを引き起こさないノンメタル治療を行っております。